みなさんはワンコたちにおやつを1日どれくらいあげているか把握していますか? おやつはあげすぎ要注意! その習慣が原因で、肥満になったり、健康が損なわれてしまう可能性も。今回は、1日あたりの理想的な犬のおやつの量と目安をご紹介します。
おやつをあげすぎると、健康面に大きな影響を及ぼします。理想的な量を知る前に、あげすぎてしまった場合の弊害を整理しましょう。
では犬は実際におやつはどれくらいの量食べてもよいのでしょうか。おやつは、一日あたりの給与カロリーに対して、10~20%くらいをあげるのが理想です。
■犬のカロリー必要量(kcal/日、参考値)
愛犬の運動量、年齢等に合わせた、さらに詳しい犬のカロリー必要量は、レオ&レアのマイカルテ(無料)を作成すると算出できます。
例えば、レオ&レアスタッフ犬 くーくんの場合
このカロリーは、1日に必要な摂取カロリーの90%なので(マイカルテ作成時におやつをあげるをチェックしています)。
つまり1日あたりの犬のカロリー必要量(kcal/日、参考値)は、
225kcal ÷ 0.9 = 250kcal
おやつ分にあたる10%は、
250kcal ×0.1=25kcal
1日あたり、25kcal分のオヤツがあげられる計算です。
ちなみに、この25kcal分のおやつ。どれくらいの量か、レオ&レアのジャーキーで調べてみました。
ビーフジャーキーだと、、
25kcal / 449kcal ×100g = 5.56g
ササミジャーキーだと、、
25kcal / 344kcal ×100g = 7.26g
そう、思ったより少ないんです! 小型犬は人間に比べて身体は何倍も小さな身体、犬にとってのおやつの量は、これくらいで十分なんですね。
おやつに限らず、トッピングや飼い主さんのご飯のつまみ食いだって、摂取しているものの一つ。犬が1日の中で何をどれくらい食べているのか、全て洗い出すことが大切です。人間の食べ物は、カロリーが高いので注意が必要!
ヨーグルト:スプーン3杯 23kcal
チーズ:1P(18g) 82kcal
ワンコたちは人間に比べて、小さな身体。キラキラとした瞳見つめられると、ついあげたくなってしまうものですが、心を鬼にしてグッとこらえましょう。毎日の積み重ねが、愛犬の長生き、健康につながります。
※環境省発行「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(平成21年10月発行)をもとに株式会社ワントモ作成