Category: 獣医師監修
2018-12-07 17:05
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2018-12-07 17:05

【獣医師監修】トイプードルの目ヤニの原因は色でチェック!

目ヤニや涙やけなど、目元のトラブルを抱えるトイプードルは少なくありません。日々様々な悩みを抱える犬の診察を行う獣医師・松田先生に、犬の目ヤニの色でや原因、トイプードルが特に注意すべきポイントを教えてもらいました。

目から涙が溢れ、目の周りが常に湿っている。変色しているといった症状が気になる方は、涙やけについての記事をご確認ください。


教えてくれるのは……シートン動物病院 松田康良先生
2007年獣医師免許取得。シートン動物病院に勤務する傍ら、東京農工大学付属動物医療センターで特任助教を務める。かつては犬・猫・ウサギの目を重点的に治療する東京ウェスト動物病院に勤務し、二次診療施設である日本獣医生命科学大学動物医療センターで研修医もしていた。ノルウェイジアン・エルクハウンド1頭と猫4匹と暮らす。

そもそも目ヤニとは

多様な原因で起こるが、一つとして目ヤニは、角膜に傷がつき細菌やウィルスが繁殖し、炎症を起こすことで発生します。

まばたきの回数が減ると涙の量が減り、角膜にも傷がつきやすくなります。目や耳が正常に機能していない高齢の犬や顔面の神経に異常がある犬は、目ヤニが発生する原因の一つとして考えられます。

トイプードルの場合、逆さまつ毛などの先天的な理由や目の周りの毛によって、目に傷がつき目ヤニに悩む子が多い傾向があります。

目ヤニの原因は色でチェック

目ヤニの色は、健康上問題のないものか、どんな病気に関連するものなのかを判断する目安となります。

黒・茶色

黒や茶色の目ヤニは、健康上問題がない可能性が高いです。目ヤニは、ゴミやホコリが固まって黒くなったり、目の分泌物や老廃物によって茶色くなったりします。

白・グレー

目ヤニの色が、白・グレーの場合は、目の病気の初期症状の可能性があります。結膜炎、角膜炎、角膜潰瘍、ドライアイの場合は、早期の段階で白っぽくサラサラとした目ヤニがでます。また、ブドウ膜炎、白内障、緑内障も疑われることがあります。

黄色や緑

黄色や緑の目ヤニは、結膜や角膜の炎症が悪化し、菌が繁殖することで多量になったり、重度の結膜炎、角膜炎、角膜潰瘍、ドライアイで多く、早急に治療が必要な場合もあります。

目ヤニの原因は目の病気に限らない

目には、様々な疾患が症状として目に現れます。目ヤ二の原因は、角膜の傷や目の病気に限らず、歯周病やリンパ種など、目とは関わりのない部分が影響し、目に炎症が起きている場合もあります。その場合は、目だけを治しても根本的な解決に至りません。

病気の発見にもつながるかもしれない目ヤニ。ニオイや色など異変を感じたら、獣医師に相談することをおすすめします。

※個別の診断は必ず獣医師に直接してもらうことをおすすめします。

レオアンドレアとトイプードル