🐶梅雨を快適に過ごすための3つのポイント

ライフ2023年6月8日by 大谷幸代さん

雨が続くこの時期、ついお掃除や換気が不十分になりがちですね。気がつくと黒カビや悪臭が!ということはありませんか?

・犬用グッズや家具の衛生管理

・被毛の湿気対策

・食事の衛生管理


この記事では、老犬ケアやトリマー、ペット栄養士など多数の資格をもつ専門家の大谷幸代さん監修のもと、愛犬と家族が梅雨時期を快適に過ごすための3つのポイントを解説します。

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①犬用ベッドや家具の衛生管理

以下に挙げるようなアイテムをチェックしたときに湿っていたり、黒く小さなシミができていませんか?これはこの時期に多いカビの一種です。

 

カビ掃除をおこなう際に市販のカビ取り剤を使用する時は、必ずパッケージ記載事項を確認し、ペットがいる住宅で使用可能な製品を選んでください。塩素系カビ取り剤は、カビの除去効果は抜群ですが、ペットの体には有害なので注意が必要です。

 

  • 犬用ベッド

犬の体温と湿気の相乗効果で、犬用ベッドは雑菌繁殖の温床になりがちです。エアコンの使用で室温が低くなっても、犬用ベッドはワンコの体温で適度な温度が保たれるため、カビやノミ、ダニの生息に最適な環境となります。

 

数日おきに洗濯をしたり、晴れ間があるときは天日干しを行い衛生管理を徹底しましょう。高温多湿が続く季節のみ、メッシュや井草などの通気性の高い物に変え、湿気や熱をこもらせない工夫をすると更に効果的です。

 

  • 犬用おもちゃやぬいぐるみ

おもちゃやぬいぐるみも、だ液の付着、湿気などが原因で雑菌の温床になりがちです。特にぬいぐるみは、洗濯後、表面は乾いていても、中身の綿や繊維が生乾きのままということが起こりやすく注意が必要です。天気のいい日に天日干しをしたり、乾燥機を使用ししっかりと内部まで乾燥させましょう。


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  • 人間用の寝具や家具、カーペット

愛犬と家族がともに使うベッドやソファ、カーペットも、犬の体温で適度な温度が保たれるため、カビやノミ、ダニの生息に最適です。

特にカーペットと床の隙間は、ホコリや抜け毛が溜まっている上に、通気性が悪く、湿気がこもります。天気のいい日は、掃除機だけでなく、カーペットの天日干しもオススメです。

天日干しが難しい物は、除菌効果のあるスプレー剤を広範囲に吹きかけておくだけでも効果的です。

 

  • 窓枠やカーテン

見落としがちですが、窓付近には屋外との気温差で大量の湿気が発生し、カーテンの繊維が湿気を吸収し続けています。カビは単なる汚れではなく、家族の体調にも悪影響を及ぼすことがあるので、この時期、しっかりと防カビ対策を施しておきましょう。

 

 目視できる黒い汚れだけでなく、室内には目に見えないカビの粒子も飛散しています。市販の消臭剤の中には、防カビ成分配合で、ペットが舐めたり吸引をしても安全な製品があります。カビの原因をしっかり取り除くため、犬用ベッドを含む、愛犬がいつも過ごす場所や、室内でカビが生えやすい箇所に噴霧し、対策をおこないましょう。

 

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②被毛の湿気対策 

梅雨の湿気は、室内のカビや悪臭の原因となるだけでなく、愛犬の健康にもダメージをもたらします。

 

この時期、ダブルコートの犬種(チワワやダックスフンド、柴犬などの)は、春の換毛期で抜けた被毛が抜け落ちずに体の表面に残り、皮膚・被毛の通気性が低下していることが多いです。密集した被毛が湿気を吸収すると、皮膚トラブルにつながることもあります。

シャンプー後や雨の中でのお散歩帰りなどは、犬の体が濡れたままにならないようドライヤーでしっかり乾燥させましょう。

 

雨が続いて自宅シャンプーができなかったり、なかなかトリミングに出掛けられない時は、ドライヤーを併用して被毛の湿気対策をおこないましょう。

 

  1. ドライヤーを冷風に設定します。
  2. ドライヤーの向きと毛並みを合わせ、全身をスリッカーブラシでブラッシングをします。
  3. 首回り・脇腹・内股・尾の付け根などは抜け毛が溜まりやすいので、念入りにブラッシングします。

 

いつものブラッシングにドライヤーを併用することで、被毛の根元に風が行きわたって自然と被毛が立ち上がり、絡まった抜け毛が簡単に取り除けます。皮膚トラブルの予防に効果的です。

 

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③フードもかびる?食事の衛生管理 

 ドライフードは品質を保つために含有水分量が10%以下になるよう工夫されていますが、開封後は空気中の水分や湿気を吸収し、徐々に含有水分量が増えてしまいます。開封後は、直射日光が当たらず、高温多湿を避けることができ、風通しのよい清潔な場所で保存してください。

 

ドライフードは開封後1カ月程度が品質保持の目安期間ですが、食べムラやトッピングの併用などで完食に1カ月以上かかってしまう場合は、保存をする際にパッキン付きのプラスチック製容器の併用がおすすめです。

 

キッチンやリビングなどの高温多湿な環境下で、ドライフードのパッケージが密閉されずに置かれていると、湿気の多いこの時期は品質の劣化が急速に進みカビや虫が発生することもあるので注意しましょう。 

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まとめ

 

・繊維製品の防カビ対策や乾燥の徹底

・愛犬の念入りなブラッシング

・ドライフードの防湿対策

雨が続くこの時期だからこそ、お家時間を有効に活用し、これらの快適な住まい作りに取り組んでゆきましょう。

  

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記事執筆&監修:
大谷幸代さんドッグトレーナー

大学在学中にイギリスへの短期留学を経験し犬とのライフスタイルを学びペットビジネスの世界へ。20年以上にわたり生体販売、トリマー、トレーナー、店舗開発、成田空港内ペットホテル開業にと従事。現在は3匹の保護犬と1匹の保護猫をパートナーにペット用品の開発、コラム執筆、専門学校講師として活動中。

WANTIMES は、愛犬の健康を第一に考えた 国産ドッグフードブランド「レオ&レア」が お送りしています。

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