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2021-02-18 18:41

【専門家監修】身近に潜む愛犬の肥満リスク!給与量はこまめにチェック

「栄養バランスの整った良質なドッグフードを毎日与えているから愛犬の健康管理は完璧!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

でも健康管理には、「栄養の整った食事をあげること」に加えて「適正体重を維持すること」も同じく重要です。美味しいご飯を食べながらも体重にも気を配り、与えすぎによる肥満にはくれぐれも注意してゆきましょう。今回は、愛犬の肥満に改めて注目をしてみましょう。

【記事監修】ドッグトレーナー 大谷幸代さん
大学在学中にイギリスへの短期留学を経験し犬とのライフスタイルを学びペットビジネスの世界へ。20年以上にわたり生体販売、トリマー、トレーナー、店舗開発、成田空港内ペットホテル開業にと従事。現在は3匹の保護犬と1匹の保護猫をパートナーにペット用品の開発、コラム執筆、専門学校講師として活動中。

意外に多い!犬の肥満事情

愛犬が喜んでフードを完食してくれたり、元気いっぱいに過ごす様子は病気とは無縁と考えてしまいがちです。でも日本で暮らす犬の実に50%以上が、肥満もしくは肥満傾向にあるといわれています。

この傾向は海外でも同様で、2018年にThe Association of Pet Obesity Prevention(APOP・ペット肥満予防協会)が実施したペットとその飼い主、獣医師を対象にした調査によると、犬の55.8%そして猫の59.5%が過体重か肥満という結果になりました。

肥満による体へのダメージは日々の暮らしの中でゆっくりと進行するため、食事は食べないことだけでなく、食べすぎてしまうことも問題です。愛犬の体重の増減にも注意しましょう。

肥満でも可愛い?肥満に潜む様々な危険

ちょっとぽっちゃりとした体形やゆっくり歩く姿、ヘソ天で寝てしまう様子など微笑ましい、癒されるとつい受け入れてしまいますね。

でも犬は本来野生の環境下でも自力で生活できるほどにストイックな動物でもあります。家族の思う可愛い姿は決して健康的な本来の姿ではありません。誤った食生活や余分に摂取しすぎてしまったカロリーは犬にも人間同様に生活習慣病をもたらします。

例えば以下が挙げられます。

  • 高血圧
  • 関節痛
  • 心臓疾患
  • 脂漏症


まるで人間の健康診断の指摘箇所の様です。犬は、人間の7倍ものスピードで歳を重ねるため、愛犬は早ければ5,6歳でこれらの症状に悩まされ始めることになります。

単なる肥満と油断をしてしまうと、大好きなお散歩やお出かけさえも足腰の関節が痛み、辛い時間になってしまうでしょう。肥満は、決して可愛い姿やチャームポイントでもないと知っておいてください。

うちの子は標準それとも肥満?家庭で出来る簡単チェック法

なんだか最近体形が丸くなってきた?何気なく体重を計ったら体重が1㎏増えていたということはありませんか?動物病院を久しぶりに受診し、体重の増加に気がついたということもあるでしょう。これは決して笑い話では終われません。

体重3㎏の小型犬が4㎏に増量するということは、体重50㎏の人間の体重が65㎏に増量することと同じ意味です。15㎏も体重が増加すれば足腰に不調を感じ、運動が負担になり、元の体重に近づけるまで相当な努力が必要です。

体の小さな愛犬の体重は増減する数値が小さいので、その重大性がすぐには実感できませんが自分自身に置き換えてみると途端にその重大性を実感できます。

月に1度は体重測定の習慣を

これからは月に1度を目安に愛犬の体重を計測し、体重の増減をチェックしてゆきましょう。もちろん同じ犬種でも骨格や年齢によって適正体重は異なります。愛犬の適正体重の目安は生後1年を迎え、骨格の成長が止まった頃の体重が目安になります。すでに1歳を超えている場合、シニアと呼ばれる年齢の愛犬は動物病院で適正体重を確認しておきましょう。

家庭出来る簡単肥満チェック法

愛犬の肥満を見極めるには、わずかな体重の増減だけでなく体形も大切な目安になります。

(引用:環境省HP 飼い主のためのペットフード・ガイドライン

愛犬の体形を上記の図と照らし合わせ、理想的なシルエットを維持できるよう心がけてゆきましょう。

マイカルテの更新でBEST体重のキープを

📷:のえるちゃん(@noel.10.23) レオ&レアでは、愛犬にぴったりな給与量をご提案します。

市販されているドッグフードには給与量の目安が記載されていますが、この給与量は

  • 標準的な体重
  • 理想的な運動量
  • 理想的な生活環境

を想定し算出されています。

でも同じ犬種でもまるで体形や体重は異なる上に、運動量は家庭や年齢によってもまるで違っています。輸入ブランドのドッグフードの場合、日本で室内暮らしをする犬と海外の広大な敷地で暮らす犬とでは同じ体重・年齢であっても消費カロリーには大きな差があります。体重を目安にして、一律に給与量を算出することがいかに難しいかがわかります。

もちろん目安とすべき愛犬の体重も、愛犬の骨格から算出した標準値を用いなければ意味がありません。もし肥満状態にあることに気がつかずに、現時点での体重を目安に給与量を計ってしまうとますます肥満を加速させることになるでしょう。

毎日の食事は質と量が大切

📷:モックくん(@mock0502)

ドッグフードはメーカーやアイテムが変わればそのカロリーや食感、風味、もちろん栄養量もまるで違っています。毎日の食事は愛犬に健康によって何より大切ですから、食材の安全性に加えて「適切な給与量」であることも欠かせないポイントです。

レオ&レアのマイカルテやパッケージ裏面記載された愛犬のための給与量をきちんと確認しながら、理想体重の維持を心掛けてゆきましょう。

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