クリスマスやお正月など、賑やかなホリデーシーズンはすぐそこ!でも、沢山の贈り物や美味しい食べ物の中には、ワンコたちに危険をもたらすものもあるので注意が必要です。この記事では、ホリデーシーズンに特に注意したい、ワンコから遠ざけるべき5つのアイテムについて紹介します。
1.ワンコにとって危険な贈り物
贈り物の授受が増えるホリデーシーズン。贈り物の中にワンコにとって危険なものが含まれている場合は、手の届かない場所に置いて安全を保つ努力をしましょう。また、ギフトBOXに「ペット注意🐾」など特別なタグを付ける工夫をすると、来客をもてなす場合も、ゲストとしてワンコのいる家庭に訪問する場合もスムーズに安全を保つことができます。
例えば、硬いプラスチック製のおもちゃをワンコが噛むと歯が折れてしまう危険があります。電池やボードゲームのピースには亜鉛が含まれている場合があり、これれらは膵炎や腎障害の原因となることもあります。おもちゃカメラ、時計はもちろんのこと、グリーティングカードに使用されている電池にも注意しましょう。
2.リボンやボウなどの装飾品は控え目に
ギフトBOX装飾用のリボンやラッピングボウなどは、ワンコが誤まって食べてしまうと腸にひっかかり腸閉塞を誘因するなどの害を及ぼす可能性があります。米・PURINAの獣医師であるDr.CallieHarris氏(以降、”ハリス博士”)は「ギフトBOXを開封したら、すぐにリボンやひも、包装紙を処分しましょう。」と話します。「リボンや紐を使って遊ぶのが大好きなペットたち。安全に遊ぶ方法を知らない場合は非常に危険なアイテムになり得ります。」 ペットのいるご家族への贈り物は、リボンやボウなどの装飾を控え目にすることも思いやりのひとつですね。
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3.ユリなどの植物
「クリスマスの時期には、ワンコにとって有毒な植物が新しく自宅に仲間入りするかもしれません。多くの種類のユリは有毒であり、ツツジ、ヒイラギ、ヤドリギ、ポインセチアもペットにとって有毒です。どんな植物が自宅に置かれているかしっかり確認をしましょう。」とハリス博士。「そうしないと、好奇心旺盛なペットたちはあたらしく仲間入りした植物の匂いを嗅いで食べたりしてしまい、病気を引き起こす可能性があります。」
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4.ワンコに有毒な食べ物
いつもよりちょっぴり豪華なホリデーシーズンの食事。家族にとっては目にも鮮やかで魅力的な食材の数々も、その多くはペットにとって有害です。チョコレートがワンコにとって有毒である事ははとても有名ですが、クッキーやケーキに入っているぶどうやレーズン、さまざまなレシピで活躍するみじん切りにした玉ねぎやにんにくにも注意しましょう。
5.財布やコート
ワンコたちの好奇心は、ホリデー期間中の沢山の来客の匂いに向けられ、冬用コートやお財布にも注意が向けられるかもしれません。ゲストをもてなすようなかわいらしい仕草は微笑ましいかもしれませんが、コートのポケットから薬やキシリトールを含むチューインガムやキャンディ、その他の有害なアイテムを見つける可能性もあります。 「解熱薬や鎮痛薬に含まれるイブプロフェンはワンコ達に悪影響を与える可能性があり、冬場の仕様が多くなる鼻炎を抑えるためのスプレーなども大きな脅威となります。」と、ハリス博士。ゲストの持ち物やコートは床に置きっぱなしにせず、クローゼットまたはワンコたちがが入れないない部屋で保管しましょう。
友人や親戚、家族とクリスマスやお正月を祝う前に、ワンコたちにとっての危険がないことを確認し、安心・安全で楽しいホリデーシーズンを迎えましょう🐾
<参考>
5 Holiday Safety Tips for Pets
12 DANGEROUS HOLIDAY PET HAZARDS AND HOW TO KEEP YOUR PET SAFE THIS WINTER
https://www.medvetforpets.com/12-dangerous-holiday-pet-hazards/
キシリトール中毒