大敵な「蚊」から愛犬を守る方法

健康2020年8月28日by レオレアスタッフ
小助くん(@kosuke0106wan)
小助くん(@kosuke0106wan)

楽しいことがたくさんある夏ですが、蚊が飛び回っているのは、この季節のちょっと嫌なところですよね。どこにでも潜んでいる蚊の危険性など、蚊から愛犬を守るための情報をシェアしたいと思います。

犬にとって蚊対策は重要

犬にとって、蚊は致命的になる場合もあります。

フィラリア症に感染した蚊に刺された犬が、フィラリアを発症するケースがあることはよく知られています。この病気は治療可能ですが、治療の期間が長く、リスクも多く、また費用もかかってしまいます。

病気は、まずは予防することが第一。

蚊に1回刺されただけでもフィラリア症に感染してしまうことがあるので、ワンコが蚊に刺されないようにちゃんと予防対策をして、保護してあげましょう。また、年間を通してフィラリア症予防薬をきちんと服用することも大切です。

蚊に刺されるリスクは、毛の長い子より毛のない犬種や毛の短い子の方が高くなります。

<蚊に刺された時の症状>

  • 痒がる
  • アレルギー性皮膚炎の発症(皮膚が腫れたり、赤くなったり、水ぶくれや発疹が出る。ただし、蚊に刺されることで発症することは珍しい。)





    フィラリア症の症状

    フィラリア症は、初期の段階では症状がないことが多いため、気付きにくいです。感染後、時間が経ってから咳・食欲不振・呼吸困難・運動不足などの症状が現れることがあります。症状の現れ方は、犬によって異なります。

    症状が悪化すると、腹部に水がたまる、腫れ、貧血、さらに深刻な呼吸困難などの症状が現れることがあります。さらに症状が悪化し、命の危険が迫ると、歩行中の失神や嘔吐などの症状が出たりします。

    蚊に刺されない方法

    蚊に刺されないようにするには、そもそも蚊を家に入れない工夫をしたり、ワンコを蚊に近づけないように気をつけたりしましょう。

    お家の中に蚊が入ってくるのを防ぐために、蚊の侵入口になるところがないか、チェックしましょう。小さな隙間でも蚊が侵入する可能性があります。ドアや窓の開閉は素早く行いましょう。

    また、蚊は水場で繁殖するので、家の周りの水がある場所に注意しましょう。水たまりやワンコの水のみボウル、その他にも水がたまってしまいそうなところがないか庭やバルコニーを確認しましょう。外灯も蚊が集まってくるので、明かりにも注意が必要です。
    ワンコにも安全な虫除け剤を家の中やお庭などで使用するのもいいでしょう。自然由来のオーガニックな成分のものを使うのがオススメです。

    ワンコの虫除け対策には、ペット用の虫よけスプレーを使うのもオススメです。ただし、使用前には必ず犬にも使用可能か確認しましょう。

    普段使用することのあるノミやダニに効く殺虫剤も、蚊対策にも効果が期待できます。よりナチュラルなものでは、レモンユーカリのスプレーもオススメ。虫除け効果があり、人にも使用できます。これも、購入前に犬に使用できるか確認してくださいね。
    それから最後に、日の出と日没時の散歩を避けること。 比較的気温が低く、きれいな空を見るのにもとてもいい時間帯ですが、1日の中で蚊が一番活発に行動している時間帯でもあります。

    いかがでしたか?役立つヒントは見つかりましたか?

    しっかり虫除け対策をして、残りの夏もワンコと楽しく過ごしてくださいね。
    参考:
    https://www.1800petmeds.com/education/a40013.html
    https://www.wikihow.pet/Protect-Pets-from-Mosquitoes
    https://www.dogingtonpost.com/whats-all-the-buzz-about-mosquitoes-dogs/

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