体温調節が苦手な犬にとって、夏の暑さは大敵。この時期特に気を付けてなければならないのが、熱中症です。外にいなくても、自宅でお留守番中に熱中症になってしまったというケースも増えています。
予防することはもちろん大切ですが、愛犬が熱中症になってしまったもしもの時に備えて、対応方法を知っておきましょう。
こんな症状がでたら気を付けて!
犬がグッタリとしているとき、下記のような症状がみられると熱中症の可能性が高いです。
✔身体が異常に熱い
✔息が荒い
✔舌が異常に赤い
✔意識がない
✔倒れたまま動かない
熱中症になったら、まず体温を下げる
すぐに涼しい所に移動しましょう。足先、首、脇下、後ろ足の動脈にタオルをかけ、その上から冷たい水をかけてひやし、体温を下げましょう。意識があり自力で飲めそうであれば、水を飲ませてあげてください。肉球にもこまめに水をかけてあげましょう。
※水がなければお茶などでも代用可能です。
※冷水または氷水を体に直接かけることや冷却パックの使用は、熱の発散や自らの体を冷やす能力を妨げるため避けましょう。
必ず病院へ
体温が下がったからといって、安心はできません。熱中症によって、脳や内臓に障害がおこる場合もあるため、必ず病院に行きましょう。病院に行く際は、事前に連絡を入れて、獣医師の指示を受けることも大切です。
参考:環境省発行「ペットも守ろう!防災対策」を元に株式会社ワントモ作成
その他、やけどやクラゲなどの被害にあってしまった時の対処法については以下の記事に解説があります。