【トレーナー監修/ドッグダンス】表現は無限大!ワンコと一緒にステップアップ

ライフ2022年9月9日by 石川恭平

ワンコと家族が音楽に合わせ、一体となって動き、芸を披露するドッグダンス。「リズム感や、踊りに関する経験がないと難しそう」と及び腰になりがちですが、実は誰でも気軽に始められます。この記事では、”褒めて育てる”しつけをモット―とするウィジードッグクラブの石川恭平統括マネージャー監修のもと、遊びから競技会レベルまで幅広い楽しみ方のあるドッグダンスの魅力を解説します。

継続的に「褒めて育てる」ことができるドッグダンス

ウィジードッグクラブのドッグダンス教室では、技の完成度や美しさを競う大会向けの練習の他、ワンコと家族が一緒に楽しめるスタイルの、しつけに遊びの要素を取り入れたような位置づけとしてプログラムを提供しています。

クラブの運営方針は、昔ながらの首輪を引っ張ったり、たたいたりといったような方法ではく、犬たちを褒めて育てること。犬に何かを教えるときは、叱ることが短期的には有効と言われていますが、犬の気持ちになって考えてみると決して愉快ではないですし、やり方によっては積み上げてきた信頼関係も崩れてしまいます。

褒めて育てるとはいうものの、成長フェーズに関わらず長期にわたって褒め続けるというのは、なかなか難しいもの。生後6カ月ぐらいまでは、家族にとっても犬にとってもしつけのプロセスは目新しく新鮮です。お手やお座りなど、定番のコマンドも沢山あるため、「教える→ほめる」のステップをおこなう機会が沢山あります。しかし、成長するにつれてできる事が当たり前となり、都度ほめることをしなくなったり、前より少し上手になってもその変化に気付いてほめるといった事がなくなってしまいがちです。

ドッグダンスには、基本の約20種類にプラスし、応用を効かせたオリジナルを足し込むと数百以上もの技(トリックと呼びます)があります。ひとつひとつトリックに取り組み、ドリルをクリアするようにステップアップしていく工程は、「愛犬になにかを伝え、できたら褒める」やりとりを成犬・老犬になっても続ける事につながり、双方の信頼関係の維持や強化につながります。愛犬と家族がストレスなく暮らしていくには、円滑なコミュニケーションが必要不可欠ですから、マンネリ化しがちな家族とワンコのコミュニケーションへの継続的な刺激として、ドッグダンスはもってこいだといえます。

とても楽しそうな石川さんと愛犬ファンくん🎶とても楽しそうな石川さんと愛犬ファンくん🎶

レベルや嗜好性に合わせた楽しみ方ができる

ドッグダンスは、お手やおかわりなどオーソドックスな動きの習得を基本としてスタートし、人の足をくぐったり、ジャンプしてポーズをしたりといった応用を効かせた動きにステップアップしていきます。表現にルールはありませんから、ペアの特性に合わせてオリジナルをつくることもできます。スクールのトレーナー陣が技を考案することもあれば、飼い主さん自ら、ワンコとの練習をするなかでインスピレーションを得てオリジナルのトリックをつくることもあります。「大会で見た、あのペアがやっていたトリックを次回はやってみたい!」「他のペアがやっていない独自の技を生み出したい」こんな気持ちがモチベーションになり、毎年どんどん技が増えるため、刺激が沢山で飽きることがありません。


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「肩」のコマンドでこのポーズ🙌(肩にスタンドの状態)「肩」のコマンドでこのポーズ🙌(肩にスタンドの状態)

トリックを身につけていくプロセスは、人と犬の性格や、これまでの経験などによって異なります。うまくほめて盛り上げるために必要な”モチベーション”と呼ばれるご褒美のおもちゃやおかし、指示だしの声のトーンはなどは様々ですから、それらを探りながらツボを抑えていくプロセスも、愛犬の新しい素顔の発見につながるため、長く楽しんでいただけます。

バックミュージックはテンポの早いものからスローな音楽まで自由に選曲できますし、性格や求める運動量によって身につける技も柔軟に変えられますから、どんな方でも挑戦することが可能です。

まずは日常の遊びのひとつとしてドッグダンスのトリック練習を取り入れ、いくつかできるようになってきたら音楽も合わせてダンスの要素を入れてみるというような、気楽な気持ちではじめてみてはいかがでしょうか。

慣れてきたら、みんなの前で技をお披露目♪慣れてきたら、みんなの前で技をお披露目♪

認知症防止にも?ドッグダンスの魅力

次から次へと新しい技を覚え、家族とワンコが一緒にステップアップしていくドッグダンス。運動量はディスクやアジリティと比較して少なく、どちらかというと頭をよく使うイメージで、脳の活性化にもってこいです。

例えば、ディスクなら「投げられたものをとりにいく」という工程を繰り返しおこないますが、ドッグダンスの場合は指示でつかう単語や、求められる動きの幅が多様です。家族の表情や声のトーン、コマンドの内容を理解して数秒ごとに違った動きをしていくため、アクティビティ中ワンコの頭はフル回転です。

背中をジャンプ!大会での1コマ。背中をジャンプ!大会での1コマ。

その子の身体能力に合わせ、取り組むトリックの種類を腰に負担の少ないものにしたり、同じトリックでもジャンプを低めにするなどの調整ができますから、10歳を超えるシニアになってからもはじめることができます。老犬になってから認知症防止ではじめるペアもいらっしゃいますよ。

運動量は比較的少ないとはいうものの、トリックでは後退など、筋肉や関節の動きが日常と異なる事が多いため、一定のエクササイズ効果も見込めます。腰を落としたり、背筋を意識的に伸ばすなど、ワンコだけでなく家族も日常生活とは異なる動きをするため一緒にエクササイズしたような感覚を得られるのも魅力です。

基本のトリックからやってみよう!

初心者向けの技なら、3、4畳程度のスペースがあれば十分技の習得までの練習ができます。日常にはない、不慣れな動きも入ってきますから、滑らないように床にはフローリングマットやパズルマットを用意しましょう。上手にできたときのご褒美のために、愛犬のお気に入りのおやつやおもちゃがあれば、準備万端です!はじめから教室への通学は少し敷居が高いな・・・と感じられる方は、Youtube動画やオンライン講座を参考に簡単な動きからチャレンジしてみてください。家族が楽しんで指示出しができるようになってくると、そんな表情をみてワンコもテンションがあがり「次はなに♪?次はなに♪?」とワクワクした気持ちで参加してくれるはずです。

▼石川さんとファンくんに、基本の3トリックを連続でデモしてもらいました▼

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