もしかしたら我が家の愛犬も肥満気味?と感じることはありませんか?犬の健康管理は単に体重だけでは判断できません。大切なことはそれぞれの骨格や年齢、生活習慣にあった理想的な体形を維持できているかどうかです。愛犬のボディラインをまずはチェックしてみましょう。
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体重よりも体型が大事! 理想的な体型はワンコそれぞれ。
日本で暮らす犬のうち6割とも、8割ともいわれるほど高い比率で、肥満もしくは肥満予備軍に当てはまるといわれています。
この背景には
- 運動不足
- ドッグフードは目分量であたえている
- 家族の食べ物をつい分け与えている
など様々な理由があり、思い当たる方も多いでしょう。
この傾向はペット先進国と言われる欧米も同様で、大変深刻な問題です。
犬も人間同様に肥満が進むことで生活習慣病や加齢による関節痛、持病の悪化など様々な不調が起こります。
だからこそ愛犬がいつまでも健康で楽しく過ごせるように肥満傾向は見逃さずにおきたいものです。
肥満対策に大切なポイントは愛犬の「適正体重」と「理想的なボディライン」を知ることです。
犬にはそれぞれに血統証発行団体の定めた理想体重、サイズがあります。しかしこの数値はあくまでも血統を維持するための基準値です。トイプードルだから3㎏前後、チワワだから1.5㎏前後という数値が愛犬の最適な体重とは限りません。
犬の体形は同じ犬種でも様々。骨格・日々の食習慣・生活環境・遺伝的な特徴・筋力の発達具合・年齢など様々な要素から「適正体重」を知り、「理想的なボディライン」のチェックも習慣化しておくと安心です。まだ愛犬の適正体重がわからないという方は動物病院を受診し獣医師に確認をしましょう。
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触って確認! ワンコのボディチェック方法
状態別の犬の特徴と照らし合わせながら、愛犬のボディラインを確認しましょう。
状態別犬の特徴
痩せ気味
✓抱き上げた時に脂肪の感触がない
✓外見からわかるほどに背骨、あばら骨が浮き出ている
✓うしろ足の筋肉が少なく、薄い印象を受ける
少食、偏食、消化吸収機能の低下、加齢・・・様々な理由が考えられます。痩せすぎは免疫力の低下や体調不良にもつながります。獣医師や専門家と相談しつつ、食事の見直しや改善に取り組んであげましょう。
標準
✓肩から脇腹、腰、お尻と緩やかなカーブを描き、適度なくびれが見てとれる
✓背骨に触れると凹凸の感触がわかる
✓脇腹に触れるとあばら骨の凹凸の感触がわかる
このまま適正体重のキープを目指しましょう。避妊去勢手術、加齢、運動不足など様々なきっかけで体重や体形には変化がおこります。
変化を感じた時は食事量の見直しやドッグフードの切り替えなどで調整してあげましょう。
太り気味
✓首から腰に掛けてまっすぐなボディラインでくびれがわからない
✓背骨、あばら骨の凹凸が手を触れても感じられない
✓抱き上げた時に皮膚に過剰なたるみがある
ステップ1.腰のくびれが真上からわかればOK
愛犬がすべての足裏を地面に着いた状態で、上からボディラインをチェックしてみましょう。
腰のあたりに緩やかなくびれがあれば、適正体重に近い状態を保てています。
ステップ2.背中、お腹は凸凹に触れられたらOK
愛犬の背骨、あばら骨に手を当ててみましょう。
個々の骨の凹凸を感じることができれば、理想的なボディラインといえます。
ただし骨格の凹凸が触れずとも見た目だけでわかる場合は痩せぎみです。
ステップ3.後ろ足は緩やかな切れあがり理想的
うしろ足の付け根部分は緩やかな切れあがり=引き締まりすらっと伸びている状態がポイントです。太ももの筋肉は大きく発達し、ハリがある状態を目指しましょう。
メリハリのある運動を心掛け、家族と歩調を合わせてゆっくり歩く散歩と瞬発力や持久力を発揮できるドッグランなど遊びをバランスよく取り入れてあげると効果的です。
適度な皮下脂肪や筋力の発達は愛犬の健康を保つうえでとても重要。過度なダイエットや体重を減らすことにこだわりすぎてはいけません。
まずは適正体重に近づけることを目指しましょう。ただし運動によるダイエットは足腰への負担になります。ダイエットは食事管理を中心に考え、焦らず無理をさせずに取り組むことがポイントです。
愛犬にはおいしいごはんを食べてほしい、ついオヤツをあげてしまう・・・大切だからこそ甘やかしてしまうこともあるでしょう。
しかし過度な体重増加は愛犬に様々な不調をもたらします。理想的なボディラインを保つことを心掛け今後の健康管理に取り組んでいきましょう。
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