お久しぶりです。レオレアスタッフのMです。
先日、レオアンドレア「つながるプロジェクト」でお世話になっている犬猫保護団体「ちばわん」さんによる保護犬譲渡会「船橋いぬ親会」に参加してきました。
保護活動については、まだまだ知識不足な部分がありますが、いちワンコの飼い主として感じたことを、レポートしていきたいと思います! 里親を検討している方はもちろん、大切な愛犬をもつ飼い主さんにも保護犬問題を知るきっかけとして、ぜひ譲渡会に行って保護犬たちと触れ合ってみてほしいと感じました。
施設を持たない犬猫保護団体「ちばわん」
ちばわんは、約200名のボランティアスタッフからなる保護団体。動物愛護センターからの犬猫の保護、地域猫の不妊去勢活動、犬猫の譲渡会などの活動を行っています。
保護施設がないちばわんでは、預かりさんという保護犬を一時的に預かるボランティアの方がいます。保護されたワンコたちは、預かりさんのお家で里親が見つかるまでの間生活しています。
年齢や犬種に関わらず、ワンコはやっぱり可愛い!!
ビビりのシェリちゃん。なんと今回のいぬ親会で縁があり、里親候補の方とお試し期間中
いぬ親会には、預かりさんと保護犬が一緒に参加。当日は、ワンコとの出会いを求めて沢山の方がいらっしゃっており、会場はとても混み合っていました!
黄色いバンダナが里親募集の目印。ワンコの横には、必ず預かりさんが座って、その子の性格を教えてくれます。この前、同居犬のご飯を食べようとしちゃった。野犬出身でヒトとの生活はまだ勉強中などなど。その子の得意なことや苦手なことを色々と教えてくれます。
人見知りのタンゴくん。7才の成犬とは思えない甘えん坊の姿を時折見せてくれます(笑)
例えばこちらのタンゴくん。私がお話を聞いているときは、とても落ち着いて頼もしい印象。でも預かりさん曰く、本当は人見知りをしていて、家にいるときは甘えん坊とのこと。
本当にそうなのかなぁと思っていたんですが、私が離れて他のワンコの話を聞いていると、お腹を見せてもっと撫でて撫でてとおねだりするタンゴくんの姿が。めちゃめちゃ甘えているじゃないっ! タンゴくん、その一面なんで私の前で見せてくれなかったのよ~と、ちょっと寂しい気持ちになりました(笑)
イタズラ元気坊主のリトルくん。目が合うとこちらに寄ってきてくれました!
預かりさんの話を聞きながら、ワンコと接していると、表情や何気ないしぐさから彼らの気持ちが段々と感じられるようになります。すると、こっちを見ないかな? もっと喜ぶ表情を見たい!と仲良くなりたい気持ちが大きくなって、ついつい長居してしまうんです。これは私に限らず、他の参加者の方も、同じ。みなさん、なかなかワンコのそばから離れられなくなっていました。
成犬は懐かないでしょ。保護犬って心に傷を負って暗いんじゃない? 色々な先入観がありましたが、実際に会うとどのワンコも個性的で本当に可愛かったです!
譲渡から始まる命のリレー。犬を飼うとき、保護犬も選択肢にいれよう
当日は、8匹のワンコが参加。どの子もとっても可愛かったです!
こんなにも保護犬たちの魅力が伝わったのは、、やはり愛情いっぱいに一緒に生活している預かりさんのおかげ。とはいえ、こんなに愛情を注いでいた里親が決まったとき、預かりさんは寂しくなったりしないのでしょうか。疑問に思い、率直に伺うと、、、
「里親が決まることは、本当に嬉しいことなんです。もし誰かが一匹のワンコを迎えることになったらら、私は保健所から新たに一匹のワンコを預かることができる。保健所はその一匹分のスペースで新たなワンコの命を救うことができるでしょ」と。
だからこそ、「犬を飼うときに、ペットショップやブリーダーに加えて保護犬も一つの選択肢にしてほしい」と強調されていました。
先ほど可愛がっていたワンコたちも、もしかしたら失われたていたかもしれない命だったんですよね。預かりさんのお話を聞いて、保護活動は命に関わる問題ということが、あらためて身に染みました。
沢山の発見があった今回の譲渡会。みなさんも機会があったら、ぜひ参加してみてください。
また、まわりに犬を飼おうと思っている人がいたら、保護犬も考えてみたら? と提案する。今飼っているワンコの一生を最後まで責任をもって見届ける。そんなことも、動物愛護活動のひとつだと思います。まずは毎日の生活から、活動の手助けとなるような行動をはじめてみてはいかがでしょうか。
もしボランティアに興味がある方は、ぜひちばわんのHPを覗いてみてください♪