【動物愛護週間】フォスター(保護犬の一時預かりボランティア)という選択

レオ&レア2022年9月22日by レオレアスタッフ
プロフィール:
ちばわん

2002年発足の、関東を中心にボランティアのみで活動する動物愛護団体。 ・繁殖に反対 ・不妊・去勢手術の推進 ・行き場のない犬・猫の家族探し 殺処分ゼロを目指して、これらの3点を掲げ、ボランティアのみで活動している。 内容は動物愛護センターからの引き出しと譲渡先探し、野良猫の不妊・去勢手術(TNR)、多頭飼育崩壊やブリーダー廃業現場での不妊・去勢手術とレスキューなど多岐に渡る。レオアンドレアもフードの寄付を定期的に実施している。

みなさんは、保護犬・保護猫の一時預かりをおこなう「フォスター制度」をご存知ですか?保護犬・保護猫が新しい家族に出会うまでの間、自宅で心身のケアをしながら共に生活するフォスター制度は、限りある収容施設や人員を補填するために欠かせない存在です。

WANTIMESでは動物愛護週間(毎年9/20-26)に合わせて、年間を通して定期的にフードの寄付をおこなっている犬猫保護団体「ちばわん」さんにお話を伺いました。15年以上フォスターとしてボランティア活動に従事され、累計100頭以上の保護犬の送り出しを経験された長島さん(@dockwdog)の体験談を通して、この制度への理解が深まればと思います。

沢山のワンコでいつも賑やかな長島さん経営のドッグカフェ「どっくwどっぐ」

行き場のないワンコたちの一時預かりをするフォスター

レオアンドレアが定期的にフードの寄付をおこなっている犬猫保護団体の「ちばわん」は、シェルター(※)をもたず、主に千葉県動物愛護センターから引き取った保護犬や保護猫たちを、預かりボランティア(フォスター)の各家庭で預かっています。

フォスターは新しい家族がみつかるまでの間、保護犬を一時的に自宅で預かり日常を共にします。ワンコの性格や健康状態、一時的な収容要請の増加などから、シェルターを持っている団体もフォスターに保護を託すこともあります。限りある収容キャパシティを補填する、大切な役割を担うボランティアです。

(※)シェルター:迷子や飼育放棄などで行き場をなくしたり、不適切な飼育環境にある動物たちを迎え入れ、新しい家族を探すための保護施設

はーごろう君(里親として受け入れ)

葛飾区でワンコOKの美容室とカフェ「どっくwどっぐ」を経営する長島敦子さんは、大の犬好き。里親としても、フォスターとしても保護犬の受け入れを経験しています。

「幼少期より、母親から『保健所には行き場をなくしたワンコ達が沢山いる』と聞いていたため、飼うにあたって保護犬を受け入れることはとても自然な流れでした。譲渡会に足を運んだり、犬友達からの情報などから初代・2代目と保護犬を里親として引き受けました。3匹目もぜひ里親として受け入れを・・・と探し始めたときに、夫の提案で一時預かり(フォスター)制度を知ることとなり、ちばわんに申し込んだのがフォスターをはじめたきっかけです。多いときで5頭前後の受け入れをおこなう、にぎやかな日々がはじまりました。」

ごしごし君(里親として受け入れ)

一番のやりがいは、ワンコ達の幸せ報告

団体からの要請に基づき、フォスターは保護犬を家庭に受け入れます。受け入れ後は、医療機関で健康診断や不妊去勢手術、予防接種などの医療処置をおこない、里親募集の準備を整えます。

準備が整ったら、ちばわんのウェブサイト「ペットのおうち」といった外部のサイトへ情報を掲載します。問い合わせが入ったらお見合いの場をセッティングし、里親候補と預かり中のワンコの相性を見極めます。

「譲渡後も里親さんと長くお付き合いを続けていくことが、ワンコ達の末永い幸せに繋がると考えています。そのため、お見合い時には飼育環境や生活スタイルなどワンコと里親候補の相性だけでなく、私自身が友達として気軽に連絡し合えるような関係を築けそうかという点も確認しています。ワンコとの生活で困ったことがあれば相談に乗りたいですし、将来そのご家族にぴったりなワンコを預かることがあれば、二代目・三代目と声をかけてみる、というような交流もしていけたらなと考えています。一組一組しっかりと信頼関係を構築し、長期に渡る交流をしていきたいですね。」と、長島さん。

取材日にお見合いがあり、里親が決まったふじ君🙌

モットーは、「できることをできるだけの量、できる時に」

15年以上フォスターを続けるモチベーションの源になっているのは、譲渡後に里親から届くワンコの幸せ報告。預かり対象のワンコと生活を続けていると、愛情をこめて育てていることもあり、手放したくないと感じてしまうこともあるという。

「『今よりもっとこの子を幸せにできる家庭にいくんだ』と確信できる里親を譲渡先とすることで、預かりから送り出しまでの一連の流れを繰り返す事ができています。子供を嫁に出すような気持ちですね。他の預かりボランティアの話を聞いていてもやはり同じで、それぞれ飼育環境は異なるけれど、どの方も譲渡先ではよりよい環境で暮らせることを目指して活動されています。とてもビビりだった子が譲渡先で家族にデレデレしている姿を写真や動画で見ることができたり、ご近所の方なんかはお店に遊びに来てくれたりしますから、いろんな形で届くワンコたちの幸せな姿をみると、喜びもひとしおです。」

仲良しツーショット。ごしごし君と預かり中のはいく君 (里親きまりました🙌)

そして、なにより大切にしていることは、できることをできるだけの量で、できる時にやること。

「そこに行き場をなくしたワンコがいる限り、どんどん受け入れていきたいと考えますが、キャパシティを超えての受け入れで人間もワンコも不幸になってしまっては本末転倒です。過去に家族の介護が大変になり、ワンコのお世話がままならなくなってしまった時期もありましたが、その時は無理をせずにちばわんのメンバー同士で助け合うことで乗り越えることができました。当時預かっていたワンコを別のボランティアの家に移動させて、譲渡までを担当してもらったのです。預け入れ時は万全の飼育条件でも、経済的な事情や病気、思いもよらぬ事故や災害などで生活が変化することがあります。そんな時に支え合うことができることが、団体に所属してボランティア活動をおこなう強みなのではないでしょうか。」

新聞紙の寄付や、SNSでのシェアも立派なボランティア活動

レオアンドレアもフードの定期寄付を実施しています

行政や民間の動物保護団体における、保護犬・保護猫の収容可能数は場所や人員に限りがあります。少しでも多くの方がフォスターとして、自宅を行き場のない動物たちのケアの場として提供することが救える命を増やすための一助となります。

ライフスタイルや家族構成の関係で、自らがフォスターとして保護犬の受け入れをできなくても、「何かためになることをしたい」という気持ちがあるのであれば、地域の動物保護団体を調べるなどして、積極的に情報収集を始めてみてはいかがでしょうか。どんな方でも参加できるボランティアは沢山あり、例えばちばわんだと以下のような種類があります。

チャリティグッズのグッズの購入も、活動への支援となります。

・譲渡会の設営や運営のボランティア

来場者の受付や誘導、テントの設営などを担当します。

・ワンコの運搬ボランティア
自家用車で保護犬の運搬を担当します。自家用車のない預かりボランティアさんのワンコの医療機関との往復などを担当します。

・欲しい物リストへの寄付

Amazon動物保護施設支援プログラムの支援団体に選定されている組織であれば、ワンコたちを支えるために必要な物品はAmazon「ほしい物リスト」からも支援でき、匿名配送も可能です。(ちばわんの欲しい物リストへのリンクはこちら

ワンコ達に囲まれ、穏やかな笑顔の長島さんに最後にコメントをいただきました。

「不定期ですが、動物愛護センターで使用する新聞紙の寄付を受け付けることもありますし、SNSでのシェアや信頼できる団体への寄付も大きな貢献です。シェルターのある団体であれば、掃除や散歩ボランティアなどによる保護活動への関与の仕方もあります。『自分にも何かできることを』といった善意を行動に移す努力をひとりひとりが粘り強く続けることが、動物たちの明るい未来に繋がっていくと思います。この動物愛護週間を通して、自分にできることってなんだろう?と考える時間をもってほしいと願っています。」



▼もっと知りたい!ちばわんの活動▼

映画「犬に名前をつける日」(主演:小林聡美)
ちばわんや広島県が本拠地の動物保護団体 犬猫みなしご救援隊の活動を4年に渡って取材したドキュメンタリーとドラマを融合させた作品。フォスター(預かりボランティア)さんを始めとし、ちばわんボランティアの活動内容を実際の映像で体感することができます。


▼長島さんの経営するドッグカフェ「どっくwどっぐ」▼

ごしごし君やはーごろう君など、看板わんこ達と触れ合える美容室・喫茶「どっくwどっぐ」

里親会なども不定期で開催されているそうです。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さいね🐶🐾

住所:東京都 葛飾区鎌倉3-16-13
アクセス:北総鉄道新柴又より5分、京成高砂駅より12分、柴又駅より14分。駐車場有(1台)

※2022年7月に行われた里親会の様子はコチラ

丁寧な製法、栄養満点ドライフードのレオアンドレア<初回購入は40%オフ>
ちばわんさんに定期寄付をおこなっているレオ&レアは、食材のうまみや栄養をしっかり残す丁寧な製法で仕上げているため、ワンコたちが素材のよさをそのまま楽しめます🍖🥕🐠使用している主要食材はもちろんヒューマングレード、国内工場で製造🍳

煎餅くんと大福くん(@daifuku_to_senbei)

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ちばわん「船橋いぬ親会」参加レポート。犬を飼うときは保護犬も選択肢に

WANTIMES は、愛犬の健康を第一に考えた 国産ドッグフードブランド「レオ&レア」が お送りしています。

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