ミニチュア・ダックスフンド

犬種図鑑

ミニチュア・ダックスフンド

原産地 ドイツ
ダブルコート。
ロング、スムース、ワイヤー
毛色 レッド、イエロー、ブラック&タン、チョコレート、ブリンドル等
別名 テッケル、ツヴェルクテッケル(ミニチュア)
体重 4-5kg

特徴

獲物を追って地中の穴の中に潜り込み、その中を思い通りに移動できるようにと、ダックスフンドは胴長短足の体型に作られました。
体は非常に引き締まり、メリハリのある機敏な動きと、滑らかな足取りが特徴です。
体は筋肉質でエネルギーに溢れ、嬉しいときは体全体をつかって表現します。
生まれつき友好的で、落ち着きがあります。表情は豊かで、一般的に外見から性格がわかると言われています。
被毛は3タイプ。ツヤのあるスムースコート、滑らかで少しウェーブかかったロングコート、ピンと張った硬い毛のワイヤーコートとあり、それぞれ異なる毛質ごとに繁殖されてきました。

歴史

起源に関してですが、古代エジプトの寺院の壁画に、ダックスフンドと似たような犬が描かれていた事から、とても古い歴史を持っていると考えられています。
16世紀に発見された資料に、ダックスフンドの特徴が記載されており、当時は「穴を掘る小型犬」「ダッケル」「アナグマ犬」などと呼ばれていたようです。
「ダックスフンド」という名前の由来は、ドイツ語の”dachs”(アナグマ)と”hund”(犬)からきています。
ダックスフンドは、獲物であるアナグマを、地中の巣穴の中に追い込んで捕まえ、外に連れ出して息の根を止めるという狩りをしていました。

ダックスフンドはもともと滑らかな被毛のスムースタイプのみでしたが、時代と共にさまざまな犬種と掛け合わされて、徐々に種類が増えていったと考えられています。
1910年、ダックスフンドに関する品種改良のための基準が正式に設けられ、スムースはミニチュアピンシャーと、ロングはパピヨンと、ワイヤーはミニチュアシュナウザーと、というようにそれぞれのタイプを他の犬種と交配させることになりました。

気質と管理

ダックスフンドは快活で、怖いもの知らず、好奇心旺盛です。とても賢く、人の言葉や表情もよく理解します。家族行動に参加したがったり、友好的な一方で、警戒心も強く、小さな子供や見知らぬ人には突然吠える事もあります。
飼育環境は屋内が理想。肥満を防ぐために毎日十分な運動は欠かせません。スムースコートは活発で人懐こい。

ロングコートは甘えん坊。ワイヤーコートはやんちゃで頑固。被毛によってキャラクターが違うと言われています。
スムースタイプには最低限のグルーミングをしてあげましょう。ロングタイプには、週に1~2回のブラッシングまたはコーミングをしてあげ、必要に応じてトリミングをしましょう。
ワイヤータイプは、週に1回程度ブラッシングかコーミングをし、必要に応じてトリミングするとよいでしょう。年に2回はストリッピング(手で毛を抜くこと)が必要です。

健康と食事

胴長の体型なので、椎間板ヘルニアには特に注意が必要です。予防のためにも、よく運動をさせて、足と腰の筋肉を強化してあげてください。
その他、乾性角結膜炎股や、糖尿病、てんかん、膝蓋骨脱臼、聴覚障害、胃捻転などがみられることもあります。
丈夫で健康な筋肉維持と、健やかな関節に配慮して、タンパク質とミネラル分の多めなバランスの良い食事を心がけましょう。

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